ボークス剛02ガイカラーと、剛ボディ使用。とあるゲームの動物キャラが元ネタです。 キャラドール…とは違うし、なんて言えばいいんでしょう。イメージの元があるとはいえ、 結局はやっぱりオリジナル…かな。一応元は黒馬なので、耳をつけました。 剛02ヘッドは初挑戦。無愛想で何となく気難しげな造型だなと思っていましたが 思っていたよりは、ずっと描きやすかったです。作りたいイメージによく合っていたし。 瞳の彩色は、赤い色を最大限生かすために細かな描き込みは排除、ハイライトも、入れると 色の印象を薄めてしまうので入れませんでした。目ヂカラ充分だし、これ以上の描き込みは不要。 髪はお湯パーマで前髪にボリュームを出して、毛先は水で薄めたノリでちょっとへアセット。 ケモノ耳を付けるためには人間耳を隠したいので、サイドの髪は下ろしました。 前髪の量感、流れはイメージどおりに出来て嬉しいんですが、撮影時には ピントが前髪のほうに合ってしまうので厄介な髪型です。 正面顔はややあおり気味で撮りました。丸顔女の子ヘッドだと絶対ダメなアングルですが リアル系男性ヘッドだとあおっても結構いけますね。 元ネタキャラをなんとなくイメージしつつ服をデザイン。剛ボディはどうも 服を着せたときのシルエットが、いまいち綺麗に見えない傾向があるのが難点です。 デザインでカバーするのも一つの手ですが、今回はシンプルな形で そこそこ綺麗なラインが出るように試行錯誤。 襟ぐりは、ちょっと開きすぎだと思われる方もいるでしょうが(私もそう思う) 剛ボディの肩関節周り、ちょっとへこんでいる部分を自然なラインにみせるために 襟ぐりの縫い代の厚みをその部分に重ねてカバーするため、必要な開きだったんです。 ……縫い代の厚みがあって良かったと思ったのは人形服作ってて初めての経験ですよ。 全身図ではわかりづらいので服アップ。剛服はやたらに襟を尖らせたくなる私のクセ。 フラットな服だと、胸板薄くてペッタンコな印象になるので、メリハリを付けたいんです。 今回使ったプリント地は、チェッカー地にトランプ模様がゴスロリ調で なんとも可愛い模様なんですけどね…こんな使い方してて、布地デザインした人には 本当に申し訳ないですごめんなさい。 後姿。後から見た耳がなぜか無性にお気に入り。耳は、毛足のある布と灰色の革に 9ピンの軸を2本仕込んで作りました。着脱は可能ですが基本はこのままで。 一房編んだしっぽ髪は、サイドから後にかけて髪のボリュームを抑えるため という意味合いが強いです。単純に尻尾付けたかったって言うのも理由ですが。 ついでに横から、もう一枚。