世界一周シリーズ2(モンゴル、チベット、トルコ)

モデルはオビツ11のルー、ひよ子、ギィ、チビマリア、ハル、ハナ
紺色ゲール 深緑ゲール 水色ゲール
いろんな地域の服を作ってみようシリーズ続編。まずはモンゴルの衣装「ドーリィゲール」です。
前開きは見せかけで実際は後ろ開きです。前空きの独特のラインはラメのレース糸を縁取りにして表現しました。
男女で服の形は同じで帽子の飾りだけが違います。男性用の帽子は梵天飾りで、長く垂らしたふさ飾りが女性用です。
本物は羊の毛皮を裏地にするらしいです。左から紺色、深緑、女性用水色です。

ふさ飾り
女性用帽子のふさ飾りを後ろから。
上着、ズボン、帽子のセットで、後ろ開きマジックテープ止めです。

ヒョウ柄チュバ こげ茶チュバ
チベットの衣装「ドーリィチュバ」です。全財産を身に着けて移動する遊牧民族のため、
ビーズで全身ジャラジャラしています。男女同型ですがヒョウ柄は勇猛な男性っぽいイメージで作りました。
ネックレスはずり落ちないように襟の後ろに縫い付けてあります。大きい樹脂ビーズと小さなガラスビーズを
交互に通して重さを調整して、狭い襟ぐりにギリギリに配置しました。裕福な人なら服の柄が見えないぐらい
全身ビーズだらけだったりするようなんですが、こちらは質素な若者の恰好という感じです。
ヘッドドレスはハチマキのように横に巻くと(ヒョウ柄)男っぽく、ヘッドドレスのように付けると(こげ茶)
女の子っぽくなります。布とビーズの色以外はどちらも同じ形です。
白シャツ、ズボン、上着、ヘッドドレスのセット。上着は帯の所でスナップ止めです。

ブルー系トルコ男子 イエロー系トルコ女子
こちらは「トルコの小人さん」の男の子と女の子。民芸品の人形のようなイメージで作ってみました。
縞木綿と短いベスト、フェルトのトルコ帽が特徴の、19世紀ごろの商人っぽい恰好です。
袖の縞模様が和服と同じ向きになっていて、アジアっぽさとヨーロッパらしさを併せ持っています。

イエロー系トルコ男子 ブルー系トルコ女子
色違い。トルコっぽさが通じるかどうか微妙な感じではありますが……
民族衣装的な可愛さはあるのではないでしょうか。
男の子用はシャツ、ズボン、ベスト、トルコ帽のセット。
女の子用はワンピース、ベスト、トルコ帽のセットです。


帽子やヘッドドレスはすべて黒いヒモをビーズを上げて止める方式です。

戻る

 

 

 

inserted by FC2 system