これはガナッシュが幼い頃、タフィーが生まれる前後のお話です。 : : : タフィーが生まれる前、まだ一人っ子だったガナッシュがある日。 ガナッシュ「ねぇ、おかーさん。ココに赤ちゃん入ってるんだよねぇ?」 母「え、なーに?どうしたの急に……」 「弟かなー妹かなー楽しみー」 男児は時に誰より早く赤ちゃんの存在に気が付くのです : : : ガナッシュが言ったとおりお腹の中には赤ちゃんがいて、順調に育っていきました。 「ねー赤ちゃんいつ出て来るの?明日?」 「まだ明日は来ないよ」 「じゃあ明日の明日?」 「ううん、まだよ」 「じゃあ明日の明日の……」 : : : そして月満ちて、赤ちゃん誕生 (赤ちゃん小さい…カワイイ……ボクの妹………) ぷにぷに 「ガナちゃん!!やたら赤ちゃん突っついちゃダメって言ったでしょ!!」 ギクッ : : : 通園途中 「あのねーボク妹ができたのー」 近所の女子高生「へぇ、そうなんだー」 「うん!ちっちゃくってねー、カワイイの」 ステーン 「あっ!ガナちゃん大丈夫!?」 「……な、泣かないもん。もうお兄ちゃんだもん」 「まーガナちゃんったら、すっかり立派なお兄ちゃんになったのね」