赤ちゃんごはん

今日もチビ兄妹の日常をお送りします。
ある日、お母さんが台所から何かを持ってきました。
離乳食
ガナッシュ「あ!?お母さんなにそれ!?」

母「タフィーちゃん用のごはんよ」

「タフィーにはミルクじゃないの?」

「これは、柔らかく作った赤ちゃん用のごはんなの。
少しずつミルク以外の物も食べる練習をするのよ」
気になる……
「タフィーちゃん、食べるかな〜?はい、あ〜ん」

タフィー「あむぅ」

「まぁ上手に食べたねー、はいもう一口」

(じー………)
本当は食べてみたいけど
「……どうしたの?ガナちゃんも食べたい?」

ドキッ
「え!?あ……」
プライドがあるのだ
「そ、そんなワケないじゃん!!ボク赤ちゃんじゃないもん!
赤ちゃんのごはんなんて食べないもん!!」

「そうよねぇ、ガナちゃんはもう大きいものねぇ」
でもやっぱり気になる
(じー………)

「はい、タフィーちゃん」

「うっ」プイッ

「あらもういらない?お腹いっぱいになったの?」
チャンス到来
「そっか、おねむになったのね。じゃあお昼寝しましょうか」

「あぶぶ」

「………」
コッソリ食べてみた
(………あんまりおいしくない……)

あとがき
弟妹のいる人は似たような経験ある人も多いんじゃないかという1話でした。
離乳食は、塩も砂糖も入っていない野菜のペーストだったりするので、
赤ちゃん以外の人にとっては味気なくて、別においしいものではなかったりします。


小物はリーメントのいろいろ。
離乳食は本当はポタージュスープ。味付け以外は似たようなものです。

戻る

 


inserted by FC2 system